
第 7
ファルムスの影
話 31 - 35
陰では、人間の王国ファルムスが国境近くで力をつけるこの新たな魔物の国家を警戒の目で見つめている。テンペストの繁栄が脅威になることを恐れ、王国の一部の高官たちは世論を操作し軍事介入を正当化するための虚偽の告発をでっち上げるなど、侵攻の計画を練り始める。平和的な共同体の発展にまだ意識を向けていたリムルは、当初は舞台裏で進むこの陰謀に気づかない。この巻は、生まれたばかりの国家がこれまでに直面した中で最も深刻な政治的脅威を描き出し、外交と武力を組み合わせるべき対決への布石を打つ。